歴史千葉
神社仏閣・歴史的建造物
千葉教会教会堂 千葉市
明治28年に建てられた木造平家建塔付きの洋風式教会堂。設計者はドイツ人ゼールで、意匠がよく、ゼールを知る資料としても歴史的価値が高い。
旧大沢家住宅 習志野市
寛文4年(1664年)に建てられた長生郡長生村の名主大沢甚右衛門の住宅で、習志野市の森林公園内に移築されている。上総地方の現存民家では最も古い様式を持つ。
飯香岡(いいがおか)八幡宮 市原市
旧県社で、白鳳4年(648年)の開基と伝えられる。諸武将や庶民の信仰を集め栄えた。本殿は規模も大きく、簡素で力強い室町末期の建築。拝殿も江戸前期の建立で、神社建築として貴重なものである。
鳳来(ほうらい)寺観音堂 市原市
鳳来寺の境外仏堂で、室町後期の建築と推定され、寄棟造りの茅葺きで禅宗様式を示し、西願寺阿弥陀堂とともに県下を代表する。
西願(せいがん)寺 市原市
明応元年(1492年)の開山。阿弥陀堂(本堂)は、開山直後の明応4年の建立で県内の禅宗様建築の中で最も本格的な様式を備え、屋根の軒の出が深く反りが優れている。かつては上部に金箔を押し、下は朱塗りで“光堂”ともいわれた。
正覚院(せいかくいん) 八千代市
オシドリ伝説を持つこの寺は、保元年間(1156〜59年)の創建と伝えられている。秘仏の釈迦如来立像は、鎌倉後期作の清涼寺式のカヤ材寄木造りで、4月8日の花祭りに拝観できる。
中山法華経寺 市川市 文応元年(1260年)迫害を受けた日蓮を迎えたのが開基とされている。広大な境内には、五重塔、法華堂、祖師堂など20余棟の堂宇が建ち、日蓮真筆の立正安国論など文化財が多い。
大神宮の灯明台 船橋市
木造3階建て、瓦葺き、高さ約12mの明治時代の和洋折衷の建物。3階部分は6角形で、光源はランプを使用した県内唯一の木造灯台。
戸定(とじょう)館 松戸市
明治17年、旧水戸藩主徳川昭武の別邸として建てられた木造瓦葺き武家屋敷造りの建物。フランスに滞在した昭武公の好みで庭園は、洋式庭園の様式が採り入れられ県内有数の名園である。
本土寺 松戸市
文永6年(1269年)の開基。1万坪の境内には本堂、客殿、鐘楼等が配され、四季おりおりの花木が楽しめる名刹。特に6月〜7月には3万本のアジサイが咲き誇り「アジサイ寺」ともよばれている。日蓮直筆の書や梵鐘などの文化財も多い。
布施弁天(東海寺) 柏市
大同2年(807年)嵯峨天皇の勅願により空海が開基したと伝えられる。関東三弁天の一つ。利根川沿いの独立丘上に老樹に囲まれて、本堂、客殿、三重塔、総門などが立ち並んでいる。ハイキングを兼ねた参詣客も多い。
鎌ヶ谷大仏 鎌ヶ谷市
高さ1,8mの青銅製の露座の大仏。この地の豪商福田文右衛門が祖先供養のため安永5年(1776年)鋳造した。
旧宇田川家住宅・旧大塚家住宅 浦安市
旧宇田川家住宅は明治2年の建築で幕末から明治に至る江戸近郊の町家の形を伝えている。旧大塚家住宅は、代々漁業を営んできた大塚家の住宅で、建築時期は19世紀初めと推定され、漁家独自の特徴がある。
旧手賀教会堂 沼南町
明治12年頃、布教活動の開始時に民家を移築、後に礼拝堂を増築したもので、首都圏の教会堂では最古のものと考えられる。昭和49年まで使用されていたが、老朽化のため町有化され修復された。
成田山新勝寺 成田市
天慶3年(940年)の開基といわれ、境内に本堂、三重塔、光明堂、額堂等が散在する一大法境。文化財も多く、公園、図書館、史料館等が隣接し、全国から年間1200万人の参詣客が訪れる。
宗吾霊堂(東勝寺) 成田市
義農佐倉宗吾の菩提寺。境内には、大本坊、鐘楼、宗吾霊宝殿、宗吾一家の墓等がある。寺域一帯が宗吾公園とされ、ぼたん桜も多い。
旧堀田邸(佐倉厚生園) 佐倉市
市街地に隣接する高台にあり、旧藩主堀田正倫が明治時代に築いた邸宅跡で、主屋、冠木門、離れ屋等がある。庭園は県下でも有数の名園とされ市民の憩いの場となっている。
武家屋敷通り 佐倉市
宮小路町や中尾余町に武家屋敷が残り、特に宮小路(旧鏑木小路)は緑に囲まれ落着いた雰囲気が往時をしのばせる。
松虫寺 印旛村
聖武天皇の第3皇女不破内親王(松虫姫)の病を治したといわれる薬師如来をまつった寺。本尊は、薬師如来坐像の左右に3体ずつの薬師如来像の小像群を配したもので、平安時代末期の作である。古い様式の七仏薬師は全国的にも珍しい。
滝田家住宅 白井市
滝田家は、手賀沼干拓以来この沼辺に住み、名主をつとめた旧家である。建築年代は、17世紀末頃とみられ、間取り、木割りとも名主階級の住宅にふさわしく堂々としている。
宝珠(ほうじゅ)院 印西市
貞観年間(859〜77年)の開基。今は観音堂を残すのみ。室町後期の建立と推定され“光堂”とも呼ばれる。外部は簡素だが、内陣は極彩色で飾られている。
結縁寺 印西市
神亀年間(724〜29)年間の開基。本尊の不動明王立像は、嘉元元年(1303年)の作とされ造像年月があきらかなことは貴重とされている。房総の不動明王像の代表作の一つ。
栄福寺 本埜村
聖武天皇の時代(724〜49年)の開基。薬師堂は文明4年(1472年)の建立の茅葺き寄棟造りの三間堂で、建立年代の明確な建造物のうち県下最古の建造物である。
龍角寺 栄町
和同2年(709年)の開基と伝えられる。竜の頭を葬ったことから名付けられたという。境内には、本堂、本坊の他、金堂、塔、中門の跡などがあり、本尊の薬師如来像は白鳳仏で県下最古の仏像である。
香取神宮 佐原市
2600年前、神武天皇18年の開基。下総国一の宮として尊崇され、広い境内は老杉が茂り、桜の名所としても知られる。日本三名鏡の一つ海獣葡萄鏡の他多くの文化財を有する。
観福寺 佐原市
寛平元年(889年)の開基と伝えられる古刹。関東三大厄除け大師の一つ。境内は広く、また本堂にある十一面観音像他3体はかつて香取神宮の本地仏であったもので造像銘があり、ともに鎌倉後期の秀作である。
小野川沿い歴史的町並み 佐原市
利根川の支流小野川沿いに残る古い町並み。江戸時代、利根川の水運によって栄えた歴史がしのばれる。10数棟の店舗、居宅、土蔵が残る。
龍正(りゅうしょう)院 下総町
承和5年(838年)に開山。板東33観音霊場の第28番札所。ケヤキやマツの老樹に囲まれて、諸堂が建ち並んでいる。このうち仁王門は茅葺寄棟造り八脚門で見事な造形美を見せる。また、本堂も入母屋造り銅葺きの堂々たる建物である。
大慈恩寺 大栄町
天平宝寺5年(761年)唐の鑑真の創建といわれる。香取神宮に参向する天皇の勅使が泊った寺で、今も境内にある勅使門がその名残を留めている。また梵鐘は県の指定文化財となっている。
真浄寺 栗源町
奈良時代、唐僧鑑真の開基と伝えられている。寺内には古仏像、古文書があり、境内に碑文も多い。
猿田神社と森 銚子市
大同2年(807年)の創建と伝えられている。本殿は、三間社流造りで檜皮葺き。社殿を囲む森は、社叢として保護され、自然環境がよく保たれている。
常灯寺 銚子市
創建、寺歴は不明だが、常世田の薬師様として信仰を集めた。本堂は江戸時代前期の密教系仏堂の代表例。本尊の薬師如来坐像は平安時代後期の作とされ、ふくよかな顔、流麗な衣丈など時代の作風をよく伝え、保存状態も極めてよい。
飯高檀林(いいだかだんりん)跡と森 八日市場市
檀林とは僧の勉学の場で、天正8年(1580年)に創建され明治7年に廃檀となるまで多くの名僧を輩出した。講堂、鼓楼、鐘楼、総門等が建ち並び往時がしのばれる。森は深くスギの巨木が多数茂る。
日本ハリストス正教会と聖画 八日市場市
ギリシャ正教会系の教会で、日本における女流洋画家の先覚の一人である「山下りん」が描いたイコン(聖画)10面があり、美術史上注目されている。りんは、浅井忠と共に絵画を学び、後にロシアに留学した。
藻原(そうげん)寺 茂原市
建治2年(1276年)日蓮開基の大本山。境内には、本堂、山門、客殿などがあり、特に山門は、多宝塔形式で珍しい。寺宝として、古文書や日蓮真筆の書などがある。
橘神社 茂原市
「延喜式」に載っている古い神社。上総二の宮として人々の尊崇を集めている。所蔵の中世古文書は、鎌倉時代のこの地域の様子をうかがえる貴重な史料である。
妙楽寺と森 睦沢町
嘉祥2年(849年)慈覚大師の開基と伝えられる。多くの古仏像を所蔵し、なかでも、本尊の大日如来像は、ヒノキ材の寄木造り、黒漆塗りで平安末期の秀作である。寺域はスダジイの巨木に覆われ、自然景観を留めている。
笠森寺と自然林 長南町
延暦年間(782〜806年)の開基と伝えられ、板東33観音霊場の第31番札所として知られる。観音堂は桃山時代の建立で、四方懸造りという全国でも珍しい特異な構造。釣燈籠など文化財も多く、境内一帯は自然林で鳥獣類も多い。
渡辺家住宅 大多喜町
渡辺家は、大多喜城の御用達を勤めた旧家で、住宅は江戸末期の建物。19世紀中ごろの上層商家の旧態をよく伝えている。
五倫文庫 御宿町
明治25年ごろ、御宿小学校長伊藤鬼一郎が、初等教育で使われた教科書(江戸時代の寺子屋、学制以後の日本及び世界の初等教育の教科書)を集め比較研究しようとしたのが起こり。現在も収集、比較研究活動が行われている。
浪切不動(大聖寺) 大原町
宝治2年(1248年)地元の漁師の妻が海中で不動明王像を発見し、安置したことが始まりと伝えられている。本堂は室町時代の建立と推定され、正面、側面とも3間の茅葺きの寄棟造り。様式は、禅宗様を主とした折衷様式を示している。
山田大仏の鉄造仏頭 大原町
首より上の仏像で高さ1,3m、頭頂はなく、頸部三道の下までの菩薩頭部である。工芸技術の優れた作りで、県下における江戸時代以前の鉄造仏の唯一の例である。
清水(きよみず)寺と森 岬町
大同2年(807年)の慈恵大師の開基。板東32番霊場で、日本三清水の一つ。老樹に囲まれた境内には、本堂、仁王門、奥院、旧天門、鐘楼などがあり、縁日には遠近からの参詣客でにぎわう。
安房神社 館山市
「延喜式」にも名を残す県内屈指の古社で、安房一の宮として人々の尊崇を集め栄えた。社殿は、明治の建物で新しいが、神明造り檜皮葺きの立派なものである。
那古寺 館山市
養老元年(717年)の創建と伝えられる。板東33番霊場結願の札所。観音堂、客殿、阿弥陀堂、多宝塔、仁王門などを備え、うち多宝塔は東日本には数少なく貴重である。また、千手観音立像をはじめ、貴重な文化財が多い。
船形崖観音(大福寺) 館山市
養老元年(717年)の創建と伝えられる。本堂、観音堂、庫裏等を備え、断崖の途中にはりついたように観音堂が建つ。朱塗り、舞台造りの建物で壁面に十一面観音立像が刻まれている。観音堂からの鏡ヶ浦の眺望が素晴らしい。
鏡忍寺 鴨川市
弘安4年(1281年)の創建。日蓮宗本山の一つ。広い境内には、堂宇旧跡が多い。寺宝は日蓮自筆の富木殿御書はじめ多数ある。
日本寺と石像仏群 鋸南町
神亀2年(725年)聖武天皇の命による創建と伝えられる。裏山には、上総桜井(現木更津市)の石工大野甚五郎英令が21年かけ、門弟27名と共に彫った羅漢石像仏群がある。その他31m余りのわが国最大の大仏や梵鐘も知られている。
延命寺(えんめいじ) 三芳村
永正17年(1520年)里見氏4代実堯が、吉州梵貞和尚を開山第1世として建立し、里見氏歴代の菩提寺として隆盛した。江戸の宗奄という画工が書いた16幅の地獄極楽絵図も有名である。
石堂寺(いしどうじ)と旧尾形家住宅 丸山町
神亀3年(726年)行基の開山と伝えられる。日本三石塔寺の一つ。本堂、薬師寺、木造十一面観音立像、多宝塔、山王宮、隣接する旧尾形家住宅など多数の文化財を有する。
清澄寺(せいちょうじ) 天津小湊町
清澄山の山頂近くにある1200年の歴史を持つ古刹。日蓮聖人が立教開基した地と伝えられ、広い境内には多くの堂宇を備え文化財や珍しい動植物が多い。
神野寺(じんやじ) 君津市
推古天皇の時代(592〜628年)聖徳太子の創建といわれ、伝聖徳太子作の軍荼利明王と薬師如来をまつる。鹿野山山頂付近にあり、近世には鹿野山詣での江戸市民でにぎわった。本堂、四脚門は建造物としても重要。また、庭園裏には桑の老樹がある。
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